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コンバージョン事例   Alcedo Atthis Architect Conversion

山梨県甲州市で行なわれた旧ショッピングセンターを市役所庁舎へコンバージョンする計画のプロポーザル提案です。
このプロジェクトではコンバージョンを資源依存型から環境共生型社会への転換の機会と捉えています。CO2削減・産業廃棄物などの問題への対処としてコンバージョンは21世紀型における建築行為の重要なテーマとなるでしょう。






【夏のサーキュレーション図】

山梨の気候特性である昼夜の温度差を利用する。日中室内で生じた熱気は階段室等に生じる上昇気流により、夜間に屋上から排出される。同時に夜間の冷気を開口部から建物内に取り入れ躯体を冷ます(ナイトパージ)。これにより翌日の冷房負荷を小さく抑える。




【冬のサーキュレーション図】

山梨県の冬季晴天率の高さを利用し、建物中央部にトップライトを設け日射を取り込み、階段室等の壁面に蓄熱する(トロンプウォールにおけるダイレクトゲイン)。安定した輻射熱効果により暖房エネルギーを節約する。
他の部分は直射日光を取り入れるために開口部を設け、日射の輻射効果で建物の躯体を暖める(躯体蓄熱)。外断熱を施し暖められた建物からの熱損失を防ぐことにより室温の安定をはかる。



左:市庁舎コンバージョン計画案・北東立面図

メインストリートに面するショッピングセンターの北側にはガラスが多用されていました。
ガラスは熱貫流率が高く、窓面からの熱損失が大きいため、設置場所に応じて、Low−Eガラスなどの機能ガラスを使用し、建物全体の熱損失を小さくしています。

左:市庁舎コンバージョン計画案・南東立面図

反面その他の外壁は窓が少ないので、設置可能なところには極力開口部を設け、自然換気・採光・および通風による温度調整を行なう計画です。具体的には現在のはめ殺し窓に関しては開閉可能な形に改造します。
窓の利用効率を上げるため、これら開口部上部には庇を設け日射の遮蔽・雨の吹き込みを防ぐ計画としました。




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