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建築設計事例:山梨県庁舎別館:1.外観
このプロジェクトは日本の耐震構造の生みの親と言われる佐野利器を設計顧問とし、昭和5年に創建された山梨県庁舎別館の改修計画です。別館は貴重なアールデコ建築の一つで、隣接する県会議事堂と共に県指定文化財となっています。改修設計にあたっては「県庁舎耐震化整備基本計画」に基づき、耐震化を図ったうえで、創建時の意匠に配慮した修復・バリアーフリー化などを行いました。また、県政の歩みを紹介する場として山梨県の歴史や発展の基礎を築いた先人の功績を広く情報発信するための展示室を整備しました。

文化財として価値の高い旧知事室・旧知事応接室・旧内務部長室旧正庁・ホールなどについては以下の手法による保存・修復を行っています。
1.文献・工事資料・類似事例調査などによる情報収集を行い、内容の精査・検証を行ったうえで方針を定め真正性(オーセンティシティ)の担保に努める。
2.劣化・破損・欠損部の補修等意匠的な操作は必要最小限に抑える(ミニマム・インターベーション=最小限の介入)。
3.将来の新たな文献発見や構造補強などのより効果的な工法への更新を可能にするために、創建時の状態を失わないように可逆的な工法を採用する(リバーシビリティ=可逆性)。

その他の部分は庁舎・展示室として利用するため、OAフロアー・防音間仕切り壁・照度確保・水回りの機能向上・改修を行いました。また、別館と本館間の渡り廊下はガラスを使い存在感を抑えたデザインとすることで外観意匠保存に配慮しています。

耐震化については鉄骨ブレース及びRC補強壁を設けた補強を行いました。これを間仕切り部に重点的に設置し、外観意匠保存に配慮しています。

   *印写真撮影:GlassEye Inc./海老原一己 他写真撮影:アルケドアティス/網野隆明

山梨県庁舎別館外観・南方向から
上:山梨県庁舎別館外観・南方向から(外構工事終了後)。

山梨県庁舎別館外観・南西方向から
上:山梨県庁舎別館外観・南西方向から(外構工事終了後)。

山梨県庁舎別館外観・北西方向から
上:山梨県庁舎別館外観・北西方向から(外構工事終了後)。

山梨県庁舎別館外観・北部通路
上:山梨県庁舎別館外観・北部通路(外構工事終了後)。

山梨県庁舎別館外観・南東方向から
上*:山梨県庁舎別館外観・南東方向から(手前広場は撮影時外構工事中)。

山梨県庁舎別館外観・南東方向から観た夜景
上*:山梨県庁舎別館外観・南東方向から観た夜景(手前広場は撮影時外構工事中)。

山梨県庁舎別館外観・南西方向から
上:山梨県庁舎別館外観・南西方向から(手前広場は撮影時外構工事中)。

山梨県庁舎別館外観・南面近影
上*:山梨県庁舎別館外観・南面近影。玄関ポーチ柱には県産花崗岩が用いられている。

山梨県庁舎別館外観・南面近影の夜景
上*:山梨県庁舎別館外観・南面近影の夜景。

山梨県庁舎別館外観・東面を舞鶴通りから観る
上*:山梨県庁舎別館外観・東面を舞鶴通りから観る。

山梨県庁舎別館外観・東面を舞鶴通りから観た夜景
上*:山梨県庁舎別館外観・東面を舞鶴通りから観た夜景。

山梨県庁舎別館・ポーチから玄関を観た夜景
上*:山梨県庁舎別館・ポーチから玄関を観た夜景。格子の透かし模様が逆光に映える。

山梨県庁舎別館外観・南面
上:山梨県庁舎別館外観・南面。

山梨県庁舎別館外観・南東面遠景
上*:山梨県庁舎別館外観・南東面遠景(手前広場は撮影時外構工事中)。
県庁は甲府駅南側の商業地と、史跡である甲府城をつなぐ位置にある。敷地は人々が通り抜ける通路として整備されるとともに建物は歴史や先人の業績を紹介する博物館としても活用される。

山梨県庁舎別館外観・北東面を舞鶴通りから観る
上*:山梨県庁舎別館外観・北東面を舞鶴通りから観る(北側広場は撮影時整備中)。

山梨県庁舎別館外観・南面近影 山梨県庁舎別館外観・南面近影
上左:山梨県庁舎別館外観・南面近影。
上右:山梨県庁舎別館外観・南面近影。