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■業務概要:「建築設計監理業務の流れ■ | |
♦目次♦ |
【1.業務内容】
【2.業務報酬】※木造住宅の場合の目安です。
《設計監理費算定例》 建築工事費2000万円以上の新築木造住宅の場合、総工事費に該当する金額の10%を目安とします。 (構造計算料・確認申請他各種申請代行料・出張監理等に要する交通費は別途となります) 上記設計監理報酬の内、各段階別の割合は以下の通りとなります。 基本設計:設計監理料の25% 実施設計:設計監理料の50% 工事監理:設計監理料の25% その他の標準外業務は別途見積もりとなります。 【3.建築設計監理業務の流れ】お問い合わせから竣工までの流れは以下の通りです。 |
1:調査・企画業務【業務概要】建築主の希望に対し実現可能な提案・アドバイスを行い、建物全体の基本的なイメージを探ります。 【業務内容】 敷地条件の把握並びに、再生・リフォームの場合は大まかな既存建物調査・建設地に関わる法規制チェック等を行います。 建築費の概算見積りを行い、予算計画を提示します。 【成果品】 敷地調査図・プランニング図・企画平面図・企画配置図・工事予算書。 調査・企画書を提出した段階で調査・企画業務が終了します。 2:基本設計【業務概要】企画図を基にさらにプランを練り、設計者の経験とアイディアを駆使して建築主の希望を具体的に実現可能な形として提示します。 【業務内容】 建物の規模・構造計画・配置計画・間取り・外観・主な仕上げの決定をおこないます。 敷地状況の調査・過去の類似事例に基付き概算を行い、工事予算を提示します。 【成果品】 配置案内図・平面図・立面図・断面図・工事予算書など 。 計画に承認を受けた段階で基本設計が終了します。 3:実施設計【業務概要】請負業者が施工と工事見積りが出来る詳細図面を作成する為に細部を決定します。 基本設計確定後の作業となります。 【業務内容】 内部建具・家具や階段などの詳細納まりの他、電気設備器具・給排水衛生設備器具などの検討を行います。 実施設計図書を元に積算と概算工事費を算出します。 法規的なチェックを行い、必要であれば確認申請等の書類作成・申請代行を行います 【成果品】 配置案内図・平面図・立面図・矩計図・平面詳細図・各室展開図・天井伏図・基礎伏図・各階伏図・電気設備図・給排水設備図・建具表・内外仕上げ表・仕様書・壁量計算書・換気計算書などが完成した段階で実施設計が終了します。 4:工事監理【業務概要】請負契約締結後、工事の各段階で工事の内容が実施設計図書・契約書と一致している事を確認し、不一致や問題が発生した場合の調整・解決方法を提案します。 【業務内容】 主な監理業務内容は以下の通りです。 工事契約立ち合い・建物の位置決めの確認・基礎工事の確認(配筋・コンクリート打設状況・根切り底)・上部構造の確認・開口部等の位置及び大きさの確認・仕上げの確認・照明器具及び設備器具の確認・完了検査の立ち合い等を契約図書に基き照合し確認します。 業務報告の方法は文書を基本としますが、内容の軽重・緊急性に鑑み口頭・電話・文書・E-mailなどでも行います。 工事監理完了報告書を提出した段階で工事監理が終了します。 |
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