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■山梨県庁舎別館:外観現況他■ 歴史的建築物の修復事例(山梨県有形文化財) 山梨県庁舎別館の外観現況です。 |
上:南面エントランス 県庁に自動車で行くと、多くの場合門のところで地下駐車場に案内される。この建物の向かい側のビルの地下に自動車を停めて、何故か2階のロビーに出ると旧館の正面が見える。 |
上:南面
外壁はスクラッチタイルがほとんどだが、3連窓の縁取りにはテラコッタが使用されている。テラコッタは日の出石とも呼ばれていたらしい。
窓の内側の部屋は正庁と呼ばれるところ。 公開されているので見学自由です。 |
上:保存された壁 庁舎北側の中庭にある展示室。耐震性不足で解体することなった県民会館の1階ロビーの壁面を移設したもの。建築当時の知事の書いた「協」と「和」の文字を石で象嵌してある。保護のためにアクリルケースで覆った。 |
上:保存された壁 |
上:北部通路を西側から見る。竣工当時の芝生面は保護のために立ち入り禁止のコーンが並んでいた。コーンが片付いてすっきりし、樹木も程よく育った中庭の風景。 |
上:北部通路を東側から見る。別館‐議事堂間の渡り廊下。昭和初期の竣工当時2階は無く、後年木造で屋根と壁が設けられた。今回は保存のため解体修理。説明は省きますが、なんでもないような建物に見えても、鉄筋コンクリートの上に木造の建物を乗せた構造というのは案外ややこしい。 |
上:渡り廊下の屋根。別館の屋根の色とは異なり青い釉薬のかかった瓦。昭和時代のオリジナルを再使用。 |
上:中央部「山の字」張り出し部。別館は空から見下ろすと「山」の字の形になっている。文字の中央の高い部分が渡り廊下になっています。 |
上:中央部「山の字」張り出し部分のアップ。創建後の改修で窓の形が変わっていたものを復原した。特に注目されるような場所ではないけれど、風雪を経た建物の趣が残る。 |
上:西ウイング西端部突出部。 |
上:エントランスホール装飾(内部からの撮影) |
改修設計《建築》:【(株)馬場設計】相 正樹、三森 貴嗣 【アルケドアティス】網野 隆明 《構造》:【(株)中山建築設計事務所】中山 幹康、佐野 義浩 《電気》:【(株)深澤設計】深澤 守 《機械》:【(株)田口建築設備設計】田口 和人 関連サイトリンク → 「山梨県庁別館【改修】」株式会社馬場設計 「山梨県庁別館(旧本館)」 「富士の国やまなし 山梨県庁別館」公益社団法人やまなし観光推進機構 「山梨県庁別館(旧本館)」 ウィキペディア |
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