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■宮光園庭園整備:西門・南門■ 歴史的建築物の修復事例(国認定近代化産業遺産) 山梨県甲州市勝沼に残る、日本に於けるワイン醸造の黎明期醸造施設の一つに当たる「宮光園」(明治27年頃〜)の庭園整備です。敷地内建造物の修復の後、庭園整備並びに式周辺の整備を行いました。 主な整備として西側と南側の門の修復,南側の塀の修復並びに、敷地内樹木の伐採・剪定を行いました。 |
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| 上:塀・西面 正面の黒い板は創建時のものではなく今回の計画で区画を明確にするためのもの。古写真を参考に板塀としました。 西門と南側の塀の位置を基準に、その他の部分は敷地の高低差に合わせています。 |
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| 上:西門 不明な点が多く、どこからか移設されたものではないかとの説があります。 創建時は冠木門であったものに屋根をかけたと思われます。敷地境界の再設定に伴い全解体移設しました。 控え柱がない状態で長いこと建っていましたが、今回の改修工事で控え柱を設けています。 観音開きの門扉には欅の一枚板の鏡板が使われていました。残念ながら損傷が著しく新しい板に替えていますが、框は一本を残して再使用しています。 |
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| 上:源氏塀 前面道路拡張に伴い、基礎石とともに解体・移設。塀の東側の三間分は以前、鍵の手に曲がり、内庭と前庭を仕切っていた。 |
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| 上:源氏塀 敷地の後退部分は那智石仕上げ。 |
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| 上:南門 全解体修理。 |
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| 上:庭園 修復工事前は園内の樹木が育ちすぎて日照を妨げていた。庭石・飛び石・石碑などの既存は残し伐採・剪定を行った。 |
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| 上:主屋・白蔵前の通路整備 左右の木製の箱は折れた石柱の保護。かつて鉄製の門扉があったことが古写真から判明している。 |
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| 上:主屋前の通路 南側の道路面が主屋の地盤より高く、道路から雨が流れ込むため、犬走の前に排水溝を設けています。土の流入による目詰まりを食い止めるためにタマリュウを植えています。 |
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| 上:主屋西面の庭 主屋の2階部分はかつて漆喰真壁造の養蚕農家の形をしていたことが古写真から判明している。現在の形になったのは昭和3年頃。 |
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左:南面・塀の板張り 傷みが著しく、修復前は鉄製の筋交いで保護されていた。塀の移設に伴い全解体修理を行った。ことのほか多くが再使用可能でしたが、板の一部・土台・瓦を取り換えています。 |
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関連サイト →「宮光園」甲州市役所サイト 「ぐるり甲州市 宮光園」山梨県甲州市観光協会 「富士の国やまなし 甲州市近代化産業遺産 宮光園」 公益社団法人やまなし観光推進機構 「宮光園」ウィキペディア |
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